ポポッコの悪戯心

ポケモンを少々

7世代で生み出してしまった変態型ポケモンたち30選【シングル編】

アローラ!ポポッコです。

7世代もいよいよ幕を閉じるということで、この世代を振り返ると共に、生み出してしまった数々の変態型ポケモンたちをさらけ出していこうかと思います。ピンポイントで刺さると気持ち良いだけの自己満ポケモンから、Twitterで見つけて面白そう!と思って作ったポケモンや、考察したマイナーポケモンを30体厳選して載せました。

ここではシングル個体のみを紹介しています。

(ちなみに7世代ではムーンとウルトラムーンの合計プレイ4000時間以上、500体以上の個体を育成していたようです。日々の積み重ねってすごい。)

 

以下常体

 

①襷両刀バシャーモ

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調整:さみしがりAS

先発安定ポケモン。呼ぶポケモンへの役割破壊がメイン。交代で出てくるレヒレマリルリなどに雷パンチ、ランドロスやガブ、マンダにはめざ氷で対応し、ステロを撒く隙を与えずに突破することが可能。主にランド入りに出していく。信頼性の高いポケモンだが、最近ヤチェガブの出現により被害を受けている。

 

②カクトウZバシャーモ

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調整:いじっぱりHA

ポリ2への憎悪の塊が具現化したもの。ポリクチがきつい構築だったときに採用した。受けルへの打点としての役割も担えた。

 

③王者の印なげつけるガマゲロゲ

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調整:おくびょうCSベース(最速70族抜き)

Twitterで見かけた王者の印なげつけるレックウザミミッキュを倒すというものから着想をもらい、キノガッサ対策に印なげつけるポケモンを模索したところこいつに行き当たった。(そこそこ幅広く対応でき、ゲッコウガにも倒されないことが条件だった気がする)

なお、こいつを入れた瞬間キノガッサとの遭遇がなくなった。

 

④カクトウZゲッコウガ

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調整:やんちゃAS c少し

受けルを崩壊させるために作った破壊神。ゲッコウガを止められるポケモンをぶっとばせるカクトウZは恐ろしく強かった。ラキグライドヒドのような純正受けルだけでなく、ナットドランブラマンダのようなサイクル+メガのような構築も崩せるのがたまらんかった。相手からすると完全に事故。

 

⑤スカーフエコーボイスゲッコウガ

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調整:ひかえめCS

TwitterのFFの方が呟いていたものを参考にさせてもらった。身代わり貫通のエコーボイスを連打しているだけであの顔面ポケモンを飛ばせるという優れもの。ついでに流行っていた初手脳死催眠ゲンガーもわからせることができるように悪の波動を採用した。

 

⑥ヒコウZギャラドス

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調整:いじっぱりAS

某実況者も愛用していたポケモン。ヒコウZによりレヒレナットレイなどのメガギャラに強いポケモンも貫けるのが心強かった。USMで教え技解禁後すぐに使って戦いまくった思い出深いポケモン

⑦スカーフキノガッサ

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調整:ようきAS

ゲッコウガに奇襲を行う。カバ入りにも強気に出していけるのが◎。ばかりきは不意の高火力でナットドランに刺さるのが強いため、普通に有りだと思った(襷ガッサは技が完成しきっているので入れるのは厳しいが)。

 

⑧岩Zナットレイ

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調整:ゆうかんHA

交換読みでリザを倒すやべーやつ。面白そうだから作ったけどすぐ飽きた。決まると楽しい。

 

⑨ジメンZフシギバナ

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調整:やんちゃAS

フレ戦で使った晴れバナ。ベトベトンの小さくなるに対応できるようにジメンZを採用した。7世代の一つの思い出として。

 

⑩晴れメブキジカ

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調整:いじっぱりAS

晴れにはまっていた時期。超高速からの一致ノーマルZの魅力に惹かれた。ミミッキュの影うちを受けないので机上論強かったがミミッキュに透かされる。鋼タイプなど障害が多く、結構選出が厳しい。上位禁止スペレでも多少使っていたがそこでは十分戦える性能ではあった。

 

⑪ゴツメカミツルギ

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調整:わんぱくHBS

誰かの記事からパクったゴツメカミツルギ。速いナットレイミミッキュに滅法強く、交換読みでどくどくがマンダに入ればほぼ勝てる上、せいなるつるぎヒードランナットレイに強いのがとにかくバグレベルに強かった。

 

⑫トリルカクレオン

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 調整:なまいきHD

ねこステロで敵の襷を全部消しつつトリルを展開する起点作成要因。イカサマも使える。耐久も高く一見強そうだが、自主退場技が無いのでエースに繋げられず涙を呑むことが多かった。

 

⑬受けル崩壊カプコケコ

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調整:むじゃきCS

 自慢の受けル崩壊ポケモン。水タイプのドヒドイデやヤドランとの有利対面を作ってしぜんのいかりからのグライオンにはめざ氷、ラッキーにはワイルドボルトZを撃つことで一体持っていくことができる。ヌオーは知らん。

 

⑭鉄壁コケコ

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調整:おくびょうCS

対面構築におけるミミッキュとのラス1対面を有利に進められるポケモンを考えて鉄壁持ちの高速アタッカーを探していたら行きついた。どくどくを採用したりすれば別の戦い方もできる。(そんなに本気で使ったわけではない)

 

⑮電光石火コケコ

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調整:おくびょうCS(画像は調整がシュカコケコに変わっている)

電光石火を持たせることで襷ゲッコウガ、スカーフゲッコウガ、あらゆるゲッコウガに勝てるようになる。先発性能も高く、きりばらいを持たせて運用していたこともある。とても信頼できる強いポケモンだった。

 

⑯ラムボルトロス

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調整:おくびょうCS

カバの対策として、ラム+積み技(ジャローダなど)がお勧めされていたので、カバを呼ぶボルトロスにわるだくみくさむすびを搭載した。スカーフも警戒されるのでゲッコウガも引いてまでしてカバを出してくれることもしばしば。テテフのS判定やリザの起点にならないため最速ででんじはを採用した。

 

⑰ボディパガルド

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調整:ひかえめCS

ペクチン氏考案のギルガルド。ボディパゴーストZと道連れであわよくば2体持っていく。多分彼とはシングルレートに対する考え方が似ていると感じている。とても使いやすく、めちゃくちゃつよかった。

 

⑱ラムエアームド

 


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調整:いじっぱりAS

第7世代の相棒とも言えるレベルで使った。キノガッサが嫌で嫌で仕方がないので、対面してもラムで倒せて裏にいてもステロで襷を潰せるこいつは本当に強かった。カバにも強く、ステロの役割対象かつ呼びやすいリザガモスにもがんぷうが打てる。

 

⑲ニトチャカグヤ

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調整:いじっぱりAS

ポケ徹の育成論にあった型だがやどりぎ型が主流かつ強かったので掲載。持ち物はチョッキでもミミッキュ意識できのみでもリザ意識で岩Zでもなんでも強い。

 

⑳襷スターミー

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調整:おくびょうCS

これは変態型じゃなくてマイナー。ゲッコウガの劣化だと思われがちだが、場合によってはトリックルームを使えるのは面白い。自然回復なのであくびや蛇にらみなんかにも強い。

NNはハナダジムのジムリーダー「かすみ」と星の鼓動を聞いた「戸山香澄」がかかっている。バンドリ!面白いから是非やってみてね(唐突な宣伝)

 

㉑精神力ゴツメカイリュー

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調整:いじっぱりAS

ガルーラとミミロップが重くて作ったガチの変態ポケモン。ばかりき以外この技構成にした理由も忘れてしまったがあまりにも血迷っていたので紹介。

 

㉒スカーフルカリオ

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調整:いじっぱりAS

カイリューと同じ理由で作ったであろうポケモン

 

㉓毒羽ラティアス

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調整:おくびょうHCS

ポリグライが無理すぎて作ったポケモン。出した試合は意外と活躍した記憶がある。

 

㉔瞑想Zテテフ

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調整:おくびょうCS

エスパーZだったりカクトウZだったりする受けル崩壊ポケモン。瞑想きあいだまヒードランナットレイ入りにイージーする。エスパーZだとメガクチートやブルルも飛ばせるのが強すぎる。

 

㉕最遅テテフ

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調整:れいせいHC

序盤体力に余裕のあるうちに暴れた後はトリルから再展開する。テッカガブのガブにノータイムで10万を撃ったりしていたが、テテフの10万を想定してくることはないので理にかなってはいると思う。

 

㉖ラムアグノム

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調整:おくびょうCS

わるだくみくさむすびでカバ倒すやつ2。(呼ぶことが大切なので草タイプや水タイプは望ましくない。)ジャローダより速いのはポイントが高め。ただ、ゲッコウガのあくはで死ぬのであまりよくなかった。

 

㉗アクZフェローチェ

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調整:やんちゃAS

実況者のを見て知った型。このSから繰り出される高火力Zは強いに決まっている。メタグロスやガルドに刺さるのがありがたい。

 

㉘こらきしサワムラー

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調整:いじっぱりAS

軽業による高速アタッカー。こらえる+チイラ+きしかいせいの火力は半減のメガリザYを一撃で吹き飛ばすほど。Dも高いのでゲッコウガにも強い。砂や先制技対策でコータスやテテフのサポートが欲しくもある。なかなか強かった。

 

㉙襷ステロプテラ

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調整:ようきAS

ステロ撒き。プレッシャーによるS判定もでき、カバにも挑発で機能停止できるのが優秀。

 

㉚まとわりミミッキュ

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無理な耐久ポケモンを一体持っていくポケモン。なにをさせても強いもんは強い。USMではABミミッキュを好んでよく使っていた。(もちろん草Zミミッキュとかも使ったりした)

 

以下敬体

お疲れ様です。ここでシングル用は一旦終了。メガガブとかカグヤ、ブルル、最遅コケコなどトリルエースとかはたくさんいたのですが書いてもキリが無いので書きませんでした。

後半(ダブル編とエルフーン編)へ続く。

https://popocckoitazuragokoro.hatenablog.com/entry/2019/09/28/231443

popocckoitazuragokoro.hatenablog.com

【s16スペレ】上位禁止シングルメガサメハダー【最高1834】と総合レート雑記

はじめに

シーズン16お疲れ様でした。上位禁止シングルの記事を残そうと思います。

それと最後に総合レートの雑感を書いてます。

以下常体

 

 

構築の概要

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上位禁止シングルでは高耐久ポケモンであるカバやレヒレミミッキュがいないため、素早さがとにかく重要な環境であった。そこで、止まりにくい高速高火力かつ強引な道連れによる1-1交換ができるサメハダーをメガ枠とした。先発で運用しやすく1-1交換が安定するペンドラー、終盤の1-1対面で勝利を掴みやすいノーマルZポリゴンZを主軸とした。補完として重い猫だまし組に対するメタのスカーフズガドーンジャラランガ対策枠としてエルフーン(だったがペンドラーサメハダーが重かったので最終的にファイアロー)、ルガルガンが重かったのでそれを見れてついでに耐久ポケモンをチョッキンできるグライガーを採用した。

 

個別紹介

ペンドラー

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じしんで倒せるポケモンウツロイドなど)にはじしん、どくどく+がむしゃらで積極的に対面処理を行う。裏で困らない相手が対面しているときはどくびしでアドを稼ぐ。素早さラインもほぼ上がいないのでとにかく先発が安定してめちゃくちゃ強かった。シングル個体有用だがミミロップの猫+恩返しなどを耐えるので調整はこれで良かった。性別本当は雄です努力値とかいじってたら性別間違えました。

 サメハダー

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最強ポケモンかみくだくで全てを粉砕する。アシレーヌにムンフォうってくださいとお祈りしながら道連れしていたのはいい思い出。サイコファングジャラランガミミロップを倒せるので必須だった。キュウコンオーロラベールを破壊できるのも楽しい。H252アシレーヌも確定2なので択次第では突破できた。

 ポリゴンZ

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サメとペンドラーで取ったアドをきっちり勝利にするポケモン。Z破壊光線+破壊光線で最大2体持っていくこともできる上、猫だましを無効にできるゴーストテクスチャーは安心感があった(チャーレムメタ)。ラティやクレセリアへの打点となるのも良い。グライガーが流行っていたのでれいとうビームは普通に強かったが、悪巧みや騒ぐでも良かったかもしれない。

ズガドーン

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自慢のスカーフズガドーンメガミミロップ対策枠。オバヒでメガミミロップを確定1発、猫だましを2耐えできる。(=猫+電光石火耐え)

あとカイロスなんかも先制があるのでBは振り得であった。

ちなみにこいつの種族値はH53-B53であのポッチャマと同じらしい。

 

ホルードの電光石火に受けだして圧をかけることも可能。

このラインまで振って残りを素早さに振り切ると準速100族抜きとなるのが美しかった。実際は陽気の方が多かったが、一度スカーフムクホークの上を取ったのでこの調整が活きたと言えよう。

ファイアロー

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ジャラランガ対策の疾風の翼エルフーン(ASファイアロー)。エルフーンだとどうしてもペンドラーサメハダーがきつかったので急遽ファイアローに変更した。終盤までは少なかったのでエルフーンで問題なかったのだが。。。

まもると燕返しはやてのつばさを無くさないためのもの。普通にぶっ壊れ性能ではあった。

グライガー

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なんか流行っていたグライガー。耐久が高く後攻とんぼで対面操作ができ、高耐久ポケモンをギロチンで処刑する。その上自分はめんえきで毒無効。

重かったベトベトンバルジーナブラッキールガルガンに刺さりとても強かった。トリル対策にもなる。こんな宇宙ポケモン見つけた人はすげぇよ。

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 途中まで使っていたエルフーンの型はCDカムラエルフーン。詳しくはひやしうめさんの記事を参照。

 

以下敬体

 

終わりに

多少なりともマイナーポケモンを好む性質上、1900を目標に潜っていましたが、自分の中での結論に至るまで時間がかかりすぎてしまいました。結果過疎には勝てず最高1834、最終1802という結果に終わりました。とはいえシングルルールのスペレの考察は楽しいので8世代以降でもこういう機会があれば頑張りたいと思います。

 

 

総合レート雑記

S16は総合レートに挑戦していました。

最初に立てた、無茶を承知の目標プランとしては

序盤:スペレで1900

中盤:ダブルとWCSで1800

終盤:シングルで2000

というものでした。(進行具合で目標の修正は行う)

 

スペシャ

まずスペレで1900を目指すあまり、かなりの時間と日数を費やしてしまいました。1834から溶かして17帯を彷徨い、なんとか18に戻して終了。後々思えば過疎を感じた時点で撤退した方が良かったです。(もちろん盛り上がっていたときであっても1900までは上がれていなかったと思います。)このルール、序盤はシングルぐらい盛り上がっていたので見通しが甘かったです。

 

ただ、そのあたりから日程プランを考えなおし、シングルは最終3日あればなんとかなるだろう、9/3までだから8月中は他ルールを優先しよう、という傲慢な考えになってしまっていました。

wcs

同時進行で他ルールも進めてはいましたが、これが後に響き、そもそも得意ではないダブルと、ウルトラルールやったことがないWCSにも時間を割かなければならなかったのが相当厳しかったです。ムーンルールまではやったことがあったので、その知識で通用するだろうと甘く考えていたのですが、これが全くの別物でビックリしました。ぶっちゃけムーンルールまではゼルネアスとカイオーガさえなんとかすればなんとかなったのですが、環境が言わばレックウザ一匹で全然違うものと化していて大変でした。

これはまずいと思い、予定を1700に変更。

構築を考えつつアドバイスをもらいながらなんとか無事そこまでは勝ち切ることができました。

 ダブル

ダブルですが、今回なんとリアルでたまたま出会った人がダブルの強者(サナガエン使い)だったこともあり、モチベが暴走しました。「封印爆発シルヴァディとか考えてます。こういう構築で...」と相談したら、「いいんじゃない、1800はいけると思うよ!」と背中を押してくれました。

ちなみにWCSの構築も相談したら、的確に改善点を教えてくれました。めちゃくちゃありがたかったです。

あと、なんとなく使ったことはあるし、強いとは一般的に言われているけれど実はよく分かっていなかったものがあったので質問しました。

「サナガエンって何が強いんですか?」

返答に悩みつつも

「色々と誤魔化しが利くところやな」

と、答えてくれました。その後も多くのことを教えてくれました。

個人的にサナガエンに対して思っていたのが、全部素早さラインが同じようなもので、追い風とトリルを状況に応じて使っていくものだと思っていました。

しかし実は全然違って、一括りにサナガエンとは言っても、素早さは人によって全然違うし、追い風メインで使うサナガエンとトリルメインで使うサナガエンが存在するということを知りました。要は自分の中で強いムーヴはある上で、相手によって行動を多少変えることになるということでした。その教えもあり、サナガエンを使って1800を超えることができました。過去のwcsルールではあったのですが、ダブルレートで1800を超えたのは初めてだったので、めちゃくちゃ嬉しかったです。

 シングル

さぁ残るはシングルだけですが、普段シングルは構築を模索しつつ相当数の対戦数を稼いでいます。ですが今回は、最終3日あればなんとかなる、という考えのもと潜っていたので、新構築の試運転はほぼせずに勢いだけで誤魔化していました。8月中に1900に乗れたはものの完全に煮詰め切れていませんでした。そんな中迎えた9月1日、気づいてしまいました。あと2日しかないということに。

3日あればいけるから8月中は大丈夫、と思っていましたが、9/3は火曜日で午前9時までなので、実質9/1と9/2の夜しか残っていません。3日あると勝手に思い込んでいたところが2日しかない気づいたときには時すでにお寿司。最終日の夜はレートを溶かしつつ寝落ちしていて、気づいたら朝になっていましたとさ。めでたしめでたし。

 

結論:総合レートは難しい。そして剣盾発売によりこのPGLシステムもS17が最後のシーズン。悔いの残らないようにしましょう。来期はシングルを頑張ろうと思います。

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

悪Zおきみやげといたずらごころの仕様

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エルフーンには特性いたずらごころ+悪Zおきみやげにより、先制でおきみやげ+次に出すポケモンのHPを全回復という芸当ができます。しかし、いたずらごころは第7世代から悪タイプ、サイコフィールド下において無効化されてしまうことがあります。今回はその悪Zおきみやげの仕様について書かせてもらおうと思います。


悪戯心による通常の変化技の効果

 1、悪タイプに対して

悪戯心の無効化により、変化技は失敗します。


2、サイコフィールド下

相手の浮いているポケモンには変化技は有効です。地面についたポケモンには無効化されます。

これらの無効化される状況下では、通常のおきみやげを使用しても、失敗してしまい能力を下げることも自分が瀕死になることも起こりません。


では、Z技化した悪Zおきみやげも失敗してしまうのでしょうか?


結論から言うと、基本的には失敗しますが、ある条件下では成功します。

どういうことかと言うと、

サイコフィールド下で悪Zおきみやげを使う(相手はサイコフィールドに守られている!)→失敗。

しかし、そのターン相手の技で倒された場合、死に出し先のポケモンはZパワーでHPを回復することになります。

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つまり、そのターンに相手の技でこちらのエルフーンが倒された場合に限り味方のHPを回復させることができるのです。

検証の結果、悪タイプ相手でも同様でした。

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なお、それ以降のターンに交代や死に出し、通常おきみやげをしても回復効果は発生しません。

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さあ倒してこいコラッタ

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Zおきみやげ読みしっぽをふる…だ、と!?(この場合回復できません)

終わり。他にもいたずらごころの微妙な仕様あったら教えてください!


追記

ダブルバトルではいたずらごころはサイコフィールド下でも味方に対して補助技を使うことができます。味方のカラマネロに悪Zおきみやげだ!やったー!は普通に可能。

・Zすてぜりふも同様に交代先回復効果がありますが、守るを撃たれた場合失敗、ただし隣の攻撃により倒されると回復効果は発動するようです(ダブルバトル





【S10スペシャルレート】さかさダブル雑感と構築紹介

こんにちは。ポポッコです。S10スぺレ、さかさダブルの雑感と使用構築を適当に書いていきます。

 

エルガルジャラランガ

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エルフーン@襷

悪戯心

控えめCS

追い風 守る 自然の力 アンコール

 

ガルーラ@メガストーン

親子愛

意地っ張りAS

ねこだまし すてみタックルドレインパンチ ふいうち

 

ジャラランガ@ジャラランガZ

防音

おっとりCS

スケイルノイズ ドレインパンチ かえんほうしゃ 守る

 

ガルで猫騙しをしつつ襷エルフーンでおいかぜ、裏のジャラランガブレイジングソウルビートをします。これだけで死ぬほど勝てました。

 

以上です。閲覧ありがとうございました。

 

アマージョコケコとか先制技を封じられたり、クレセやトリルが多少しんどかったですね。飽きてパーティーを変えたのでそっちの内容を紹介します。

 

キュウコンR @襷

雪降らし

臆病CS

ふぶき フリーズドライ どくどく 守る

 

レジアイス@拘り眼鏡

クリアボディ

冷静HC

ふぶき かみなり きあいだま れいとうビーム

 

ポリゴン2@しんかのきせき

ダウンロード

なまいきHD

トリックルーム どくどく 守る トライアタック

 

カビゴン@バンジのみ

くいしんぼう

わんぱくHB

おんがえし たくわえる 守る リサイクル

 

ガルーラ@メガストーン

親子愛

意地っ張りAS

ねこだまし すてみタックルドレインパンチ ふいうち

 

コータス@火の玉プレート

ひでり

冷静HC

火炎放射 噴火 ねっぷう 守る

 

基本的にキュウコンレジアイスでふぶきを連打していれば勝てました。さかさでの範囲が優秀で、両方に確定命中で氷も狙えるのがチートですね。レジアイスのスペックの高さには感動しました。

耐久ポケモン相手には毒を撒き、蓄えるカビゴンで詰めました。ポリゴン2からのトリックルームも強かったです。ちなみに蓄えるカビゴンもエルジャラガルも、マッチング相手が使ってるのを見て参考にしました。今までのデータがなかったので色々な構築と戦えたのは面白かったです。(蓄えるはゴンべ限定技なので産むのに多少苦労します。)

 

 

マッチングは酷かったです。個人的にはさかさシングルにも来てほしいなあ。

最終レート1712で59位でした。1800超えはバケモンだと思いますまる

 

閲覧ありがとうございました。

 

カクトウZゲッコウガの単体考察~ゲッコウガ倒すマン倒すマン~

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こんにちは、ポポッコです。今回はS10で1850

程度まで使用していたカクトウZゲッコウガについての単体考察記事を書かせていただこうと思います。ゆる~く読んでいってください。以下常体

 

 はじめに

ゲッコウガとは、現在シングルレート使用率3位を誇る高速ATであり、パーティーを組む際少なからず意識しなければいけないポケモンである。変幻自在により強力な一致技を放てる他、激流による異常な火力も無視できない。襷、スカーフ、Zと考慮すべき型も多く、半端な耐久ではすぐに持っていかれてしまう。先制技による負担も馬鹿にならない。あのミミッキュでさえ変幻自在の耐性変更で突破されてしまうこともある。

 

そこで私はこのポケモンに対してある仮説を立てた。

「どのようなポケモンでも、

ゲッコウガの全ての型を相手にすることはできない。」

 例えば襷カプ・コケコだと、対Z持ちのゲッコウガ等には圧倒的有利だが、相手も襷持ちであれば襷で耐えて返しの攻撃+水手裏剣で倒されてしまう。ゲッコウガより速いポケモンで水手裏剣を半減以下にすることができるポケモンオンバーン(123)、メガジュカイン(145)、ウルトラネクロズマ(129)のみである。これらもれいとうビームを受けられるわけでもない。つまり、高速アタッカーでは襷ゲッコウガに勝つことはほぼ不可能だと考えられる。

 

耐久ポケモンではどうだろうか。水Zを半減以下にできるタイプは草、水であるが、前者は冷凍ビーム、後者は草結び(Z)を弱点とする。ナットレイ、メガフシギバナギャラドス等のポケモンには一定数存在するめざ炎、神通力、めざ電が受けを許さない。

したがってメインのウエポンを半減で抑えようとした結果、サブウエポンで弱点を突かれて倒されてしまうということになる。

ここまでのことを踏まえ、ゲッコウガ対策だと言って良さそうな条件は水Zやサブウエポンを一発は受けられる、あるいは撃たせないで戦えるポケモンだといえそうだ。

カビゴン、ポリゴン2http://www.pkparaiso.com/imagenes/xy/sprites/animados/porygon2.gif、ラッキーhttp://www.pkparaiso.com/imagenes/xy/sprites/animados/chansey.gifメガガルーラエンペルト

この辺りだろうか。

これらのポケモンに共通していることは、格闘が一貫していることだ。したがって、カクトウZゲッコウガはこれらのゲッコウガ倒すマン」倒すマンとして大いに期待できるのではないかと考えた。自慢のチョッキも気にならない。

 

調整例

今回、ゲッコウガに勝てないポケモンはいないという仮説から、ゲッコウガで受けループを崩すことを念頭に型を作ってみた。

ゲッコウガ@カクトウZ

種族値:72-95-67-103-71-122

特性:変幻自在

性格:やんちゃ(A↑,D↓)

努力値:A252-C52-S204

実数値:147-161-87-130-81-168

(A特化、S100族抜き、余りC)

技:けたぐり神通力悪の波動挑発

 

ダメージ計算を載せるが、微妙に火力が足りないことが分かると思う。多少削った後に出さなければいけないという、役割破壊としては少々残念な部分がある。ゲッコウガはカスタマイズ性能が多いので、技候補は自由である。れいとうビームはあっても良かったが、ギャラなどの積みエースに隙を作らないように挑発は外しにくかった。今回は採用を見送ったが、ふるいたてるやどくどくを採用して圧をかけることも一考。

ダメ計 目安として特化とH振りだけです。

カクトウZ(威力160)

メガガルーラ

B特化: 82%〜97.1%

H252:114.1%〜135.8%

カビゴン

B特化: 85.3%〜101.1%

H252:128%〜151.3%

ポリゴン2

B特化:65.6%〜78.1%

H252:91.6%〜109.3%

ラッキー

B特化:87.3%〜103%

H252:203.3%〜239.2%

ブラッキー

B特化:81.1%〜96%

H252:110.8%〜131.6%

ナットレイ

B特化:80.6%〜96.1%

H252:107.1%〜127%

エンペルト

B特化:98.4%〜117.2%

H252:141.3%〜166.4%

ヒードラン

B特化:84.8%〜101%

H252: 116.1%〜137.3%

 

神通力

ドヒドイデ

D特化:35.6%〜43.3%

H252:47.1%〜57.3%

メガフシギバナ

D特化: 35.2%〜41.7%

H252:44.9%〜54.5%

悪の波動

メガヤドラン

D特化:41.5%〜48.5%

H252:57.4%〜69.3%

エアームド

D特化:26.1%〜31.3%

H252:38.3%〜45.3%

クレセリア

D特化:26.4%〜31.7%

H252:35.2%〜42.2%

れいとうビーム

メガボーマンダ

D特化:85.1%〜102.9%

H252: 118.8%〜142.5%

チョッキランドロス

D特化:63.2%〜75.5%

H252:91.8%〜110.2%

 

まとめ

今回使用した型はピンポイントで刺しに行くため、選出率は低めでした。それでもこのポケモンの恐ろしさとして、初手にカバルドンを呼びにくいなど、パーティーにいるだけでも活躍してくれます。火力の都合上、無邪気にして汎用性を高くした方が良いかもしれません。威嚇を受けてしまうと威力も下がるので、ランドロスカビゴンのような並びにはよく「あくびをされて仕方なく出しました」、みたいな顔をしていました。役割対象なので引いてはこないのが強みです(まあ事故ですし)。

エンペルトブラッキーメガガルーラにドヤ顔ができるので、使っていてとても楽しいです。あまり増えられても困るので、ほどほどに楽しんで気持ちよくなってください。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

【シーズン9】プリテーエルフリザY【最高2016最終1929】

はじめに

f:id:popocckoitazuragokoro:20180515192147p:plain

初めまして。ポポッコです。

エルフーン入りでレート2000を達成した旨をツイートしたところ、普段せいぜい3いいねのところを今回50いいねもいただけたので、せっかくだから構築記事を書こうと思った単純な人です。よろしくお願いします。

TN:エルフゥン S9 最高2016   最終1929

以下常体

 

構築経緯

今期はエルフーンでも使ってみたいなあと漠然と思っていた。とある仲間大会で対戦相手に使われた悪Zおきみやげ(死に出しポケモンのHPを全回復させる)エルフーンが使いたかったので、早速エースとなるポケモンを探した。

特殊高火力を押し付けるリザYテテフ構築が面白そう!と思いリザY、眼鏡テテフを入れることにした。この火力を追い風下で動かせたら強いだろう、せっかくだからどっちも出したいのでリザYで追い風、テテフで暴れてエルフーンの追い風+悪Z置き土産でどっちかを再展開できたら楽しそう!

 

 

 

 

 

・・・と、頭お花畑なことを考えていた。なお襷やミミッキュで止まりまくったので速攻で解体した。

 

7世代においていたずらごころの変化技はサイコメーカーと悪タイプに無効化されるという弱体化。これに伴いエルフーンはレート環境からそっと数を減らした。

しかしここで、さっきの並びを使ったことにより、あることに気がつく。

 

エルフーン・・・夢特性ようりょくそ・・・?成長覚えるしエースにできないかな・・・??」

頭お花畑な発想パート2であった。

本当に使えるのかも半信半疑だったが、思い立ったら吉日、ウルトラサンで呼び出し連鎖ですりぬけ、いたずらごころの判定をしながらなんとか夢モンメンをゲットしてきた(左右どっちが攻撃したかわからないので判定しんどすぎぃ!)。←後々気づいたがエフェクトスキップしなければいい話だった


とまあ偶然にもリザYエルフーンの並びができた。f:id:popocckoitazuragokoro:20180515192640p:plainf:id:popocckoitazuragokoro:20180515192614p:plain
 さて残りの4体だが、

ステロから展開したく、リザのいる都合上相手にはステロを撒かれたくなかったのでちょうはつプテラを採用。f:id:popocckoitazuragokoro:20180515192734p:plain

特殊受けが重そうだったのでバシャーモf:id:popocckoitazuragokoro:20180515192830p:plain
ミミッキュに強く耐性の優秀なドリュウズf:id:popocckoitazuragokoro:20180515192909p:plain


受けルを崩したかったのでカプ・テテフf:id:popocckoitazuragokoro:20180515192953p:plain


を入れて完成。

最後適当にではなく、血迷ってゴツメ精神力カイリューを育成したぐらいには試行錯誤の末たどり着いた構築なのでそこんとこよろしく。ちなみにあのムー〇ンは対面しないとガルーラは愚かミミロップにも勝てない。

ではそれぞれの型紹介を。

 

パーティー紹介

プテラ@気合の襷

 

特性:プレッシャー

性格:ようき

155-157(252)-85-*-96(4)-200(252)

技構成:ストーンエッジ/挑発/ステルスロック/追い風

 

優秀な起点作り。プレッシャーでスカーフ判定をしつつステロを撒くお仕事人。相手にステロを撒かせず一方的にステロを撒いていける・・・はずだった。というのも、PGLランキング1位に君臨する爺さんにはどうしても択が発生した。挑発から入ると、がんぷうがんぷうで何もできずにやられてしまう。B方面ペラッペラ。なので相手のパーティー次第ではあるが、初手対面したら高速で追い風を選択し、相手の思考時間の長さでステロ持ちかどうか判別、挑発するかステロを撒くかを選ぶという高等プレイングをしていた(どや顔)。

 

・・・嘘つきました、びびってほとんど挑発押してません。パーティーを見てステロを甘んじて受け入れることも多かったのでこのポケモンの採用理由はよくわからなくなっていた。

カバは挑発でOK、じしんワンウエポンのカバは対あり。

コケコとかはメガ警戒で引いてくることも多々あったので脳死ステロ安定だった。引き先がカバだったら対あ(ry

ゲッコウガには散々苦しめられた。ステロを撒いて退場。スカーフ岩雪崩怯みと初手水手裏剣5発はDSを投げることで対策をした。

がんせきふうじも悪くないが、ワンウエポンである以上個人的には火力のでるエッジが優先されると考えている。よく外すので迷ったらステロを押す。

余談だが、夢特性の緊張感では素早さ判定ができない。決して知らずに使っていたのではない。いらなくなったからって友達にあげたわけでもないからな??

選出率:2位

 

リザードンリザードナイトY

 

特性:もうか→ひでり

性格:ひかえめ

メガ前:185(252)-84-113(116)-156(100)-106(4)-125(36)

メガ後:185(252)-104-113(116)-211(100)-136(4)-125(36)

技構成:大文字/ソーラービーム/めざめるパワー氷/ニトロチャージ

 

 HB: 特化マンダのすてみ耐え

 C:無振りガブをめざ氷で確定1発

 S:最速テッカグヤ抜き

 

この構築の軸。対面性能の塊である。流行りのカバマンダガルドに強い。ステロ込みめざ氷でマンダを飛ばし、ミミッキュもZシャドークロー+影うちを耐えるので、対面ならニトチャ文字で勝てる。基本的にはこのポケモンで文字を撃っているだけで試合が進んでいる。

ランドやゲッコウガクラスのがんぷうは乱数だが、グロスのがんぷうは耐えるので安心(2回程グロスに岩雪崩されたのは内緒)。バンギラスヒードランが嬉しそうに出てくるので一時期じしんを採用していたが、エースとしての性能が落ちるので裏に任せることにした。

晴れのターン管理を意識したり、カバがいる場合などは特にメガシンカのタイミングを慎重に行った。ニトチャでゲッコウガを抜かせないので、ニトチャニトチャで身代わり破壊、激流Zをかわすことができたのは美味しい。なお、抜かせないことは相手には分からないので99%水手裏剣を使ってきた。はったりニトチャから入るのが良い。アシレーヌは激流Zで飛ばされるのでイキリ大文字から入る。

選出率:1位

 

エルフーン@フェアリーZ

 

特性:ようりょくそ

性格:控え目

135-*-106(4)-141(252)-95-168(252)

技構成:ムーンフォース/ソーラービーム/成長/追い風

 

C:ムーンフォースZで無振りコケコ等を確定1発

S:最速100族抜き

 

かわいい。最初HCで使っていたが、実数値136*2=272では抜けないやつらがいた。スカーフゲッコウガ、S↑アーゴヨンである。完全に余談だが、軽業ペロリームは最速で136なのでここら辺を抜かせない。

素早さは、晴れ下でなんと驚異の336。スカーフコケコもびっくりの数値。晴れが消えても動けるようにCSまで振り切った。余りは岩雪崩等の乱数が動くBに振った。

Zムーンフォースで無振りコケコやカミツルギメガルカリオ程度なら確定1発である。アーゴヨンにビーストブーストされ、相手に対ありまで言わせておいて逆転できる最強ポケモンかわいい。

流行りのカバマンダ軸にとても強く出られました。

ちなみにこの構築、バシャーモエルフーンで見ていた。

アンコールはされてから引けばいいと思われがちなので積極的にいけば最低でもフレドラの反動込みで1-1には持っていける。晴れを切らしにくる相手には追い風で対応。

アンコールやどみがで逆転される可能性をケアされがちなので、そこを上手く突いていけるのがこのポケモンの強みだろう。何より意表がつける。という言葉がこれほどまでに似合うポケモンはいるだろうか、、、(そもそもエルフーン夢特性葉緑素ってこと知らないかも!?)

完全なエース採用をするならめざ炎や地も一考。

ランドロスはがんぷう貰っても素早さに問題無いので成長の起点にでき大☆爆☆発

...( ;∀;)カワイイ

選出率:3位

 

バシャーモ@炎Z

 

特性:かそく

性格:陽気

155-172(252)-90-*-91(4)-145(252)

技構成:フレアドライブ/けたぐり/守る/剣の舞

 

エルフーンが通らないパーティーに出す。剣舞晴れ炎Zの火力は特化レヒレをステロ込みで大抵倒せる。リザバシャのおかげで相手が鋼を雑に扱ってくるので、エルフーンが通しやすくなる。

 膝はひたすらジャンピング土下座してるだけだったので一時期解雇したが、カビゴンなどが重かったのでけたぐりにして戻ってきた。対象は重いのが多く、受け思考のポリゴン2もそこまで重くないので変えて正解だった。

雷パンチは結局火力が足りないので今回はやめた。剣の舞+守るは単純に使いやすかったと思う。130族を考慮すると陽気が使いやすかったが、意地っ張りの火力も欲しいときはある。最速バンギヒードランや準速ドリュウズに勝てる点は良かった。

選出率:4位

 

ドリュウズ@拘りスカーフ

 

特性:かたやぶり

性格:陽気

187(12)-180(196)-81(4)-*-95(76)-149(220)

技構成:アイアンヘッド/地震/岩雪崩/つのドリル

 

チョッキ個体の流用。準速ミミッキュ抜きだが普通にAS推奨。

最後の掃除要因。ウツロイドで壊滅するのでこの枠は不可欠だった。ミミッキュが選出されがちなので刺さることが多い。打ち分けたくてフィラを持たせていたが、友人に役割的にスカーフか襷に変えた方が良いと言われ、変えてみるとやはり扱いやすくなった。感謝しかない。ラス1でもドリルでワンチャンが残せるのはでかい。ミミッキュに襷ドレパンされたときは泣きました。最強のミミッキュ対策でミミッキュに勝てないなんて笑えますね(このあと滅茶苦茶ステロした)。

選出率:5位

 

カプ・テテフエスパーZ

 

特性:サイコメイカ

性格:臆病

146(4)-*-95-163(252)-135-161(252)

技構成:サイコショック/瞑想/シャドーボール/気合玉

 

陰のMVP。受けル、受けサイクルを全て一人で倒してくれる。

有利対面に無償降臨させて瞑想を積むだけで、誰も止められなくなる。瞑想+超Zでクチートが吹き飛んだときはさすがに引いた。実質フィールド下なのでカプ・ブルルさんも飛ぶ。

最速なのはグライオン意識。主にラッキー系、バンギ系、ブルドヒ、クレセドランマリルリ等のリザバシャで崩せないところに滅茶苦茶刺さった。瞑想である程度トリルへのごまかしにもなった。パーティー内に3Zとなってしまったが、選出の都合上窮屈には感じず、必要な時に確実にパワーを出せるのが良かった。

パーティーにいるだけでガルーラの猫だましを牽制できたのも何気に美味かった。

ちなみに瞑想Zは下がった能力を戻すだけ。

選出率6位

 

選出

基本的には

プテラ+リザ+エルフーンorバシャーモ

ステロを撒いて順番に制圧していく。

ミミッキュをリザで見るにはリザが過労死すると思ったときや、単純にドリュウズが通っているときは

リザ+エルフーンドリュウズなど。

少しサイクル戦になる。

受け気味の構築には

プテラ+バシャ+カプ・テテフなど。

テテフを有利対面に無償降臨できればだいたい崩せます。

 

重い相手

ポリクチミミガッサ・・・じゃんけんで勝ってコイントスで勝たないと勝てない。

ゲッコウガ・・・プテラが石撒くだけで終わる。

初手襷持ち+岩石封じ・・・岩の一貫がやばいのできつい。キノガッサドリュウズ、バシャ、ランド、ゴウカザルなど。読めたら追い風から入りたい。以下敬体

終わりに

今期はインフレシーズンだったのでもう少し上を目指していたのですが、命中不安技がメインだったため、自分はここが限界でした。皆様お疲れ様です。

 

葉緑素エルフーンの使用率をS8→S9で2.1%→6.9%と上げてしまいました。すりぬけも6.6%→6.2%と一定数存在していて、なかなか色々な動きができる面白い子です。今後とも是非上手く活躍させてあげたいですね。

構築名は

テラ

ュウズ

カプテフ

バシャ

エルフーン

リザードンY

です。さっき思いつきました。

エルフーンと並んでるリザードンはYですよ。いいですね?(来期リザX使う顔)

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

高レートを目指す構築の組み方

はじめに

構築記事を読み漁っていると、こんな文とよく出会いました。構築経緯「こいつを使いたかったから、こいつ入れてこいつ入れて...完成!」。まるで魔法のようにできあがるパーティー。なぜそのようなことができるのかというと、彼らはその豊富な経験を活かし、どう組めばどう作用するのかが手に取るように分かってしまうからなのです。私にはそんなことはできません。

この記事は、ポケモン対戦で上を目指してはいるものの、なかなかレート1900、2000に到達するのは厳しいなあと感じている方に向けて、自分なりのパーティーの組み方を紹介します。

そういう私も目標は2100のまだまだ小物、日々精進している身ですので、温かい目で読んでくださると幸いです。

 

 

軸となるギミックを決める

ここではポケモンを2体決めます。

まずあなたがパーティーを組むにあたり、どのようなギミックを使いたいのか考えてください。ここでギミックと言っているのはパーティーを組むのが円滑になるからです。使いたいポケモンがいればそのポケモンにどういう役割を持たせたいのか。そこから考えると自ずと決まってくるでしょう。コケコランドのようにサイクルを回したいのか、ポリクチのようにトリル貼って暴れるのか。カバでステロ展開するのか等々。ここでは思い切って2体セットというイメージでポケモンを選んでみてください。あなたの使いたいギミックが一体で完結している場合は、その一体の都合が悪い相手への引き先となるポケモンを選んでみてください。技と持ち物もある程度決めておいてください。

ここで注意して欲しいことは、そのギミックが環境にささっているのかどうかを気にしてください。私はS8終盤にダブルバトルで、レヒレ+エルフーンで並べてミストフィールド下ノーマルZ自然の力で先制ラブリースターインパクトという夢のようなギミックを使いたくてパーティーを組んだことがあります。世界チャンピオンの使っていたギミックですね。このギミックの弱点は、いたずらごころはサイコフィールドや悪タイプに無効化される点です。他はリザなどに厚いめざ岩ガモスなどで弱点をカバーして組んでみました。これはいけると育成を終えたS8終盤、突然の威嚇ガオガエンの解禁が待っていました。それまではダブル21位、WCS13位に甘んじていた彼ですが、一瞬にしてトップをかっさらってしまいました。ついでに炎タイプのリザードンも激減。ことごとく潰され、散々な結果でした。環境に刺さっていないと選出しづらく、苦しくなってしまいます。

タイプや種族値的に苦手なポケモンを対策する

ここではポケモンを2~3体決めます。

さっき決めた2体が苦手とするポケモンの処理ルートを考えましょう。タイプの一貫だけでなく、高速アタッカーや高耐久のポケモンの処理ルートも同時に見ていきましょう。ここでは2通りの方法を紹介します。PGL上位などを見ながら、このポケモンには勝てないだろうなと判断していき、

  1. それらへの回答となるポケモンを数体引っ張ってきて用意する
  2. 裏選出を用意する

まず1ですが、メインの2体をバラバラに選出してもそれなりに動かせるのであればこちらをおすすめします。その方が選出の幅が広がり、戦いやすいかと思います。サイクルや対面に当てはまります。こいつが来たらこれを出せば大丈夫、というポケモンを選んでいきましょう。分からなかったら「○○対策」で調べてみましょう。

2の方は、メインの2体を切り離すとどうしても動かしずらい場合におすすめです。天候パやトリルに当てはまります。どうしても重そうなポケモンを対策できる裏選出を採用します。ポリクチで鋼が重かったら裏にリザY軸 +を入れるとかですね。

 

残りポケモンの決め方

ãã©ã°ã©ã¼ã¸ã§è©°ã¾ãªãããã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

残るは1~2枠となりました。今まで組んできたパーティーのバランスはどうでしょうか。気が付いたら鈍足ポケばかりだった、紙耐久ばかりだった...なんてことになっていたりしていませんか?ここではその不安を改善していくことにします。以下を参考に残る枠を埋めてみてください。

パーティーに欲しい要素チェックリスト
  1. 鋼枠
  2. 鋼枠を倒す方法
  3. 飛行タイプ
  4. 電気無効枠
  5. 高耐久(受けル)突破法
  6. S実数値191を抜くことができるポケモン2体以上
  7. 抜きエースへのストッパー
  8. 催眠対策
  9. 害悪対策

1,2鋼はフェアリー環境であるため必須です。環境トップメタである以上、明確なミミッキュ対策は複数体欲しいところです。それにともない、鋼枠をこちらも対策できている必要があります。f:id:popocckoitazuragokoro:20180327144434g:plain  f:id:popocckoitazuragokoro:20180327144547g:plain

 

3飛行タイプがいなければ、スカーフランドロスドリュウズ地震を撃たれているだけで負けてしまうのは明白です。必ず入れたいですね。  

相手のボルチェンが安定してしまうと有利対面を確保するのが難しくなり、危険なので地面などは欲しいです。  

受けルは1900あたりから突然増えます。対策さえ入れてしまえば基本的に勝てるので、美味しくレートをもらいたいですね。簡単な対策としては、隙を見て上手く積むことです。  

最速ゲッコウガのSラインです。今や何でもありのゲッコウガに上から動かれるとしんどいのでスカーフ、積み技で抜けるポケモン最低2体は用意しておくのをお勧めします。ãã¢ã¼ã´ã¨ã³ GIFãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

バシャが止まらない、ギャラが止まらないではお話にならないので、襷や化けの皮をいくらか入れておきましょう。積ませない立ち回りができるなら構いませんが...

催眠対策と言っても、名指しでカバガッサ対策と思ってくれても構いません。最近は脳死ふぁっさーしてこないことも多いので慎重に。対策してたら当たらないポケモンなんですけどね。  

.2000付近で現れるジャロゴーリや分身バシャに勝てるとストレスなく上がれたりします。吹き飛ばしや呪いで誤魔化すなどが有名な対策ですね。どうしても運ゲーには逆らえないこともありますが。  

 

持ち物を決定する

さて、決まった6体ですが、持ち物はどうすればいいの?となった場合、まず軸の2体の持ち物を確定します。あとはメガストーンとZクリスタルをそれぞれもたせて、襷、スカーフ、と重要そうなものから持たせていき、最後はきのみとか持たせたら良いでしょう。Zとメガはそれぞれ1個ずつが選出しやすくお勧めですが、両方の合計で3個ぐらいであれば許容範囲でしょう。

 

試運転する

勘違いしてほしくないのが、これでパーティーは完成ではありません。潜ってみて初めてきついポケモンがでてきたり、パーティーには入れているけど別に選出することがない、不要なポケモン、技がわかってきます。その不要な枠が本当に不要だと判断できたら、別のポケモンに変えましょう。あるいは、調整次第で使えるようになるのであれば、技や耐久をいじってあげましょう。ポケモンを変えると相手の選出パターンもまた変わってしまうので、極力中身だけで変える方が良いです。大切なのはこれの繰り返しです。この際どれだけレートが落ちたって気にしないでください。パーティーを改善しつつ、何度も戦っているうちにあなた自身が強くなっていくのですから。

 

過去の構築例

S7に使用した最高2004の私の構築をもとに、実際の構築例を見ていきましょう。

ちなみにS7はUSUMが発売されたばかりのシーズンです。

 

まず私が使いたかったのは、飛行Zギャラドスです。1舞飛行Zで殆どのポケモンを飛ばせ、不利対面に見えるため相手も引くことがそこまでないのも強いですね。

基本的に先発で出して相手の受けポケを誘いだし、ぶっ飛ばすことを念頭に置いていたので、初手対面高速電気タイプやメガメタグロスが非常に怖かった。そこでそれらへの引き先としてゴツメカバルドンを採用しました。

ここで2体決定しましたが、広範囲なギャラドスに裏選出は不要だと考え、補完枠で埋めていくこととしました。

ゲッコウガが怖かったのとカバルドンが明確に起点になってしまう鋼に強い炎枠として、スカーフヒートロトムを採用しました。トリック、寝言を搭載してある程度の催眠対策ともしています。キノガッサに身内をやられたんでしょうね。この3体でかなりのサイクル戦を制すことができました。

あとはミミッキュテテフアーゴヨンに強いチョッキツンデツンデを採用。カバの砂と組み合わせて固かったですが、不意の気合ボールがしんどかったです。画像は気合ボールを受けた時の顔ですね。

f:id:popocckoitazuragokoro:20180330155201p:plain

あとはガッサに出せ、ストッパーと削りができる身代わり呪いミミッキュ、残る1枠はしばらく迷走していましたが、最終的にポリゴン2グライオンヒードランなどが重かったこと、メガ枠が余っていたことから、なみのりを搭載した毒羽メガラティアスになりました。

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ここまでで水の一貫がすごいですが、そこは割り切ってプレイングでカバーしました。このパーティーを見たら間違いなくレヒレが出てきます。1000試合ほど潜りましたが、被選出率は100%だったと思います。1000試合もしていれば相手が何をしてくるか嫌でもわかります。とにかくギャラのZを通すことを意識して立ち回ればレヒレにも大体勝てました。欠陥を把握してどう立ち回るのかをちゃんと考察できてこそ初めてパーティーが完成したと言えると私は思います。欠陥が多すぎるとどうしようもありませんが。

 

他人の構築を使う

完成されたパーティーを使う場合について少し触れたいと思います。使い方は2パターンあって、一つはQRパーティーでレンタルする方法、もう一つは構築記事を読んで調整を借りる方法です。

個人的にですが、QRパーティーはお勧めしません。型バレは即ち負けに直結しやすいです。ある程度までは進めてもいずれ止まってしまうと考えた方がいいです。無論、完全にQRがダメとは言っていません。例えば使ったことがないポケモンや並びの使用感をQRで確かめてみてから育成をするといった使い方はとても有効です。

構築記事を読んでほとんど真似をする場合は、まず完全に同じ個体を使うようにした方が良いです。その記事を書いた人にとっての完成形を素人が下手にいじっても悪化させることは目に見えています。そこから自分の使用感を踏まえて変更していくのは良いと思います。あとは、あまりに古い記事の調整を使うと環境の変化についていけない可能性があるのでそこは注意しましょう。

また、完全に真似しないにしても、面白そうな並びを見つけたときはパーティーに組みこめるよう頭の隅に置いておくとよいでしょう。

 

最後に

あくまで私の構築方法なので、これで絶対に上手くいくとは限りません。しかしこれだけは自信を持って言えます。一番大事なことは、対戦回数を重ねることです。とにかく戦って戦って戦いまくって、相手の行動パターンの絞り込み、ダメージ感覚を養いましょう。最初勝てなかった相手にも勝てるビジョンが見えてくるはずです。それでは良いポケモンライフを。