ポポッコの悪戯心

ポケモンを少々

高レートを目指す構築の組み方

はじめに

構築記事を読み漁っていると、こんな文とよく出会いました。構築経緯「こいつを使いたかったから、こいつ入れてこいつ入れて...完成!」。まるで魔法のようにできあがるパーティー。なぜそのようなことができるのかというと、彼らはその豊富な経験を活かし、どう組めばどう作用するのかが手に取るように分かってしまうからなのです。私にはそんなことはできません。

この記事は、ポケモン対戦で上を目指してはいるものの、なかなかレート1900、2000に到達するのは厳しいなあと感じている方に向けて、自分なりのパーティーの組み方を紹介します。

そういう私も目標は2100のまだまだ小物、日々精進している身ですので、温かい目で読んでくださると幸いです。

 

 

軸となるギミックを決める

ここではポケモンを2体決めます。

まずあなたがパーティーを組むにあたり、どのようなギミックを使いたいのか考えてください。ここでギミックと言っているのはパーティーを組むのが円滑になるからです。使いたいポケモンがいればそのポケモンにどういう役割を持たせたいのか。そこから考えると自ずと決まってくるでしょう。コケコランドのようにサイクルを回したいのか、ポリクチのようにトリル貼って暴れるのか。カバでステロ展開するのか等々。ここでは思い切って2体セットというイメージでポケモンを選んでみてください。あなたの使いたいギミックが一体で完結している場合は、その一体の都合が悪い相手への引き先となるポケモンを選んでみてください。技と持ち物もある程度決めておいてください。

ここで注意して欲しいことは、そのギミックが環境にささっているのかどうかを気にしてください。私はS8終盤にダブルバトルで、レヒレ+エルフーンで並べてミストフィールド下ノーマルZ自然の力で先制ラブリースターインパクトという夢のようなギミックを使いたくてパーティーを組んだことがあります。世界チャンピオンの使っていたギミックですね。このギミックの弱点は、いたずらごころはサイコフィールドや悪タイプに無効化される点です。他はリザなどに厚いめざ岩ガモスなどで弱点をカバーして組んでみました。これはいけると育成を終えたS8終盤、突然の威嚇ガオガエンの解禁が待っていました。それまではダブル21位、WCS13位に甘んじていた彼ですが、一瞬にしてトップをかっさらってしまいました。ついでに炎タイプのリザードンも激減。ことごとく潰され、散々な結果でした。環境に刺さっていないと選出しづらく、苦しくなってしまいます。

タイプや種族値的に苦手なポケモンを対策する

ここではポケモンを2~3体決めます。

さっき決めた2体が苦手とするポケモンの処理ルートを考えましょう。タイプの一貫だけでなく、高速アタッカーや高耐久のポケモンの処理ルートも同時に見ていきましょう。ここでは2通りの方法を紹介します。PGL上位などを見ながら、このポケモンには勝てないだろうなと判断していき、

  1. それらへの回答となるポケモンを数体引っ張ってきて用意する
  2. 裏選出を用意する

まず1ですが、メインの2体をバラバラに選出してもそれなりに動かせるのであればこちらをおすすめします。その方が選出の幅が広がり、戦いやすいかと思います。サイクルや対面に当てはまります。こいつが来たらこれを出せば大丈夫、というポケモンを選んでいきましょう。分からなかったら「○○対策」で調べてみましょう。

2の方は、メインの2体を切り離すとどうしても動かしずらい場合におすすめです。天候パやトリルに当てはまります。どうしても重そうなポケモンを対策できる裏選出を採用します。ポリクチで鋼が重かったら裏にリザY軸 +を入れるとかですね。

 

残りポケモンの決め方

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残るは1~2枠となりました。今まで組んできたパーティーのバランスはどうでしょうか。気が付いたら鈍足ポケばかりだった、紙耐久ばかりだった...なんてことになっていたりしていませんか?ここではその不安を改善していくことにします。以下を参考に残る枠を埋めてみてください。

パーティーに欲しい要素チェックリスト
  1. 鋼枠
  2. 鋼枠を倒す方法
  3. 飛行タイプ
  4. 電気無効枠
  5. 高耐久(受けル)突破法
  6. S実数値191を抜くことができるポケモン2体以上
  7. 抜きエースへのストッパー
  8. 催眠対策
  9. 害悪対策

1,2鋼はフェアリー環境であるため必須です。環境トップメタである以上、明確なミミッキュ対策は複数体欲しいところです。それにともない、鋼枠をこちらも対策できている必要があります。f:id:popocckoitazuragokoro:20180327144434g:plain  f:id:popocckoitazuragokoro:20180327144547g:plain

 

3飛行タイプがいなければ、スカーフランドロスドリュウズ地震を撃たれているだけで負けてしまうのは明白です。必ず入れたいですね。  

相手のボルチェンが安定してしまうと有利対面を確保するのが難しくなり、危険なので地面などは欲しいです。  

受けルは1900あたりから突然増えます。対策さえ入れてしまえば基本的に勝てるので、美味しくレートをもらいたいですね。簡単な対策としては、隙を見て上手く積むことです。  

最速ゲッコウガのSラインです。今や何でもありのゲッコウガに上から動かれるとしんどいのでスカーフ、積み技で抜けるポケモン最低2体は用意しておくのをお勧めします。ãã¢ã¼ã´ã¨ã³ GIFãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

バシャが止まらない、ギャラが止まらないではお話にならないので、襷や化けの皮をいくらか入れておきましょう。積ませない立ち回りができるなら構いませんが...

催眠対策と言っても、名指しでカバガッサ対策と思ってくれても構いません。最近は脳死ふぁっさーしてこないことも多いので慎重に。対策してたら当たらないポケモンなんですけどね。  

.2000付近で現れるジャロゴーリや分身バシャに勝てるとストレスなく上がれたりします。吹き飛ばしや呪いで誤魔化すなどが有名な対策ですね。どうしても運ゲーには逆らえないこともありますが。  

 

持ち物を決定する

さて、決まった6体ですが、持ち物はどうすればいいの?となった場合、まず軸の2体の持ち物を確定します。あとはメガストーンとZクリスタルをそれぞれもたせて、襷、スカーフ、と重要そうなものから持たせていき、最後はきのみとか持たせたら良いでしょう。Zとメガはそれぞれ1個ずつが選出しやすくお勧めですが、両方の合計で3個ぐらいであれば許容範囲でしょう。

 

試運転する

勘違いしてほしくないのが、これでパーティーは完成ではありません。潜ってみて初めてきついポケモンがでてきたり、パーティーには入れているけど別に選出することがない、不要なポケモン、技がわかってきます。その不要な枠が本当に不要だと判断できたら、別のポケモンに変えましょう。あるいは、調整次第で使えるようになるのであれば、技や耐久をいじってあげましょう。ポケモンを変えると相手の選出パターンもまた変わってしまうので、極力中身だけで変える方が良いです。大切なのはこれの繰り返しです。この際どれだけレートが落ちたって気にしないでください。パーティーを改善しつつ、何度も戦っているうちにあなた自身が強くなっていくのですから。

 

過去の構築例

S7に使用した最高2004の私の構築をもとに、実際の構築例を見ていきましょう。

ちなみにS7はUSUMが発売されたばかりのシーズンです。

 

まず私が使いたかったのは、飛行Zギャラドスです。1舞飛行Zで殆どのポケモンを飛ばせ、不利対面に見えるため相手も引くことがそこまでないのも強いですね。

基本的に先発で出して相手の受けポケを誘いだし、ぶっ飛ばすことを念頭に置いていたので、初手対面高速電気タイプやメガメタグロスが非常に怖かった。そこでそれらへの引き先としてゴツメカバルドンを採用しました。

ここで2体決定しましたが、広範囲なギャラドスに裏選出は不要だと考え、補完枠で埋めていくこととしました。

ゲッコウガが怖かったのとカバルドンが明確に起点になってしまう鋼に強い炎枠として、スカーフヒートロトムを採用しました。トリック、寝言を搭載してある程度の催眠対策ともしています。キノガッサに身内をやられたんでしょうね。この3体でかなりのサイクル戦を制すことができました。

あとはミミッキュテテフアーゴヨンに強いチョッキツンデツンデを採用。カバの砂と組み合わせて固かったですが、不意の気合ボールがしんどかったです。画像は気合ボールを受けた時の顔ですね。

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あとはガッサに出せ、ストッパーと削りができる身代わり呪いミミッキュ、残る1枠はしばらく迷走していましたが、最終的にポリゴン2グライオンヒードランなどが重かったこと、メガ枠が余っていたことから、なみのりを搭載した毒羽メガラティアスになりました。

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ここまでで水の一貫がすごいですが、そこは割り切ってプレイングでカバーしました。このパーティーを見たら間違いなくレヒレが出てきます。1000試合ほど潜りましたが、被選出率は100%だったと思います。1000試合もしていれば相手が何をしてくるか嫌でもわかります。とにかくギャラのZを通すことを意識して立ち回ればレヒレにも大体勝てました。欠陥を把握してどう立ち回るのかをちゃんと考察できてこそ初めてパーティーが完成したと言えると私は思います。欠陥が多すぎるとどうしようもありませんが。

 

他人の構築を使う

完成されたパーティーを使う場合について少し触れたいと思います。使い方は2パターンあって、一つはQRパーティーでレンタルする方法、もう一つは構築記事を読んで調整を借りる方法です。

個人的にですが、QRパーティーはお勧めしません。型バレは即ち負けに直結しやすいです。ある程度までは進めてもいずれ止まってしまうと考えた方がいいです。無論、完全にQRがダメとは言っていません。例えば使ったことがないポケモンや並びの使用感をQRで確かめてみてから育成をするといった使い方はとても有効です。

構築記事を読んでほとんど真似をする場合は、まず完全に同じ個体を使うようにした方が良いです。その記事を書いた人にとっての完成形を素人が下手にいじっても悪化させることは目に見えています。そこから自分の使用感を踏まえて変更していくのは良いと思います。あとは、あまりに古い記事の調整を使うと環境の変化についていけない可能性があるのでそこは注意しましょう。

また、完全に真似しないにしても、面白そうな並びを見つけたときはパーティーに組みこめるよう頭の隅に置いておくとよいでしょう。

 

最後に

あくまで私の構築方法なので、これで絶対に上手くいくとは限りません。しかしこれだけは自信を持って言えます。一番大事なことは、対戦回数を重ねることです。とにかく戦って戦って戦いまくって、相手の行動パターンの絞り込み、ダメージ感覚を養いましょう。最初勝てなかった相手にも勝てるビジョンが見えてくるはずです。それでは良いポケモンライフを。