ポポッコの悪戯心

ポケモンを少々

カクトウZゲッコウガの単体考察~ゲッコウガ倒すマン倒すマン~

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こんにちは、ポポッコです。今回はS10で1850

程度まで使用していたカクトウZゲッコウガについての単体考察記事を書かせていただこうと思います。ゆる~く読んでいってください。以下常体

 

 はじめに

ゲッコウガとは、現在シングルレート使用率3位を誇る高速ATであり、パーティーを組む際少なからず意識しなければいけないポケモンである。変幻自在により強力な一致技を放てる他、激流による異常な火力も無視できない。襷、スカーフ、Zと考慮すべき型も多く、半端な耐久ではすぐに持っていかれてしまう。先制技による負担も馬鹿にならない。あのミミッキュでさえ変幻自在の耐性変更で突破されてしまうこともある。

 

そこで私はこのポケモンに対してある仮説を立てた。

「どのようなポケモンでも、

ゲッコウガの全ての型を相手にすることはできない。」

 例えば襷カプ・コケコだと、対Z持ちのゲッコウガ等には圧倒的有利だが、相手も襷持ちであれば襷で耐えて返しの攻撃+水手裏剣で倒されてしまう。ゲッコウガより速いポケモンで水手裏剣を半減以下にすることができるポケモンオンバーン(123)、メガジュカイン(145)、ウルトラネクロズマ(129)のみである。これらもれいとうビームを受けられるわけでもない。つまり、高速アタッカーでは襷ゲッコウガに勝つことはほぼ不可能だと考えられる。

 

耐久ポケモンではどうだろうか。水Zを半減以下にできるタイプは草、水であるが、前者は冷凍ビーム、後者は草結び(Z)を弱点とする。ナットレイ、メガフシギバナギャラドス等のポケモンには一定数存在するめざ炎、神通力、めざ電が受けを許さない。

したがってメインのウエポンを半減で抑えようとした結果、サブウエポンで弱点を突かれて倒されてしまうということになる。

ここまでのことを踏まえ、ゲッコウガ対策だと言って良さそうな条件は水Zやサブウエポンを一発は受けられる、あるいは撃たせないで戦えるポケモンだといえそうだ。

カビゴン、ポリゴン2http://www.pkparaiso.com/imagenes/xy/sprites/animados/porygon2.gif、ラッキーhttp://www.pkparaiso.com/imagenes/xy/sprites/animados/chansey.gifメガガルーラエンペルト

この辺りだろうか。

これらのポケモンに共通していることは、格闘が一貫していることだ。したがって、カクトウZゲッコウガはこれらのゲッコウガ倒すマン」倒すマンとして大いに期待できるのではないかと考えた。自慢のチョッキも気にならない。

 

調整例

今回、ゲッコウガに勝てないポケモンはいないという仮説から、ゲッコウガで受けループを崩すことを念頭に型を作ってみた。

ゲッコウガ@カクトウZ

種族値:72-95-67-103-71-122

特性:変幻自在

性格:やんちゃ(A↑,D↓)

努力値:A252-C52-S204

実数値:147-161-87-130-81-168

(A特化、S100族抜き、余りC)

技:けたぐり神通力悪の波動挑発

 

ダメージ計算を載せるが、微妙に火力が足りないことが分かると思う。多少削った後に出さなければいけないという、役割破壊としては少々残念な部分がある。ゲッコウガはカスタマイズ性能が多いので、技候補は自由である。れいとうビームはあっても良かったが、ギャラなどの積みエースに隙を作らないように挑発は外しにくかった。今回は採用を見送ったが、ふるいたてるやどくどくを採用して圧をかけることも一考。

ダメ計 目安として特化とH振りだけです。

カクトウZ(威力160)

メガガルーラ

B特化: 82%〜97.1%

H252:114.1%〜135.8%

カビゴン

B特化: 85.3%〜101.1%

H252:128%〜151.3%

ポリゴン2

B特化:65.6%〜78.1%

H252:91.6%〜109.3%

ラッキー

B特化:87.3%〜103%

H252:203.3%〜239.2%

ブラッキー

B特化:81.1%〜96%

H252:110.8%〜131.6%

ナットレイ

B特化:80.6%〜96.1%

H252:107.1%〜127%

エンペルト

B特化:98.4%〜117.2%

H252:141.3%〜166.4%

ヒードラン

B特化:84.8%〜101%

H252: 116.1%〜137.3%

 

神通力

ドヒドイデ

D特化:35.6%〜43.3%

H252:47.1%〜57.3%

メガフシギバナ

D特化: 35.2%〜41.7%

H252:44.9%〜54.5%

悪の波動

メガヤドラン

D特化:41.5%〜48.5%

H252:57.4%〜69.3%

エアームド

D特化:26.1%〜31.3%

H252:38.3%〜45.3%

クレセリア

D特化:26.4%〜31.7%

H252:35.2%〜42.2%

れいとうビーム

メガボーマンダ

D特化:85.1%〜102.9%

H252: 118.8%〜142.5%

チョッキランドロス

D特化:63.2%〜75.5%

H252:91.8%〜110.2%

 

まとめ

今回使用した型はピンポイントで刺しに行くため、選出率は低めでした。それでもこのポケモンの恐ろしさとして、初手にカバルドンを呼びにくいなど、パーティーにいるだけでも活躍してくれます。火力の都合上、無邪気にして汎用性を高くした方が良いかもしれません。威嚇を受けてしまうと威力も下がるので、ランドロスカビゴンのような並びにはよく「あくびをされて仕方なく出しました」、みたいな顔をしていました。役割対象なので引いてはこないのが強みです(まあ事故ですし)。

エンペルトブラッキーメガガルーラにドヤ顔ができるので、使っていてとても楽しいです。あまり増えられても困るので、ほどほどに楽しんで気持ちよくなってください。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。