はじめに
S15お疲れ様でした。剣盾初の竜王戦ルールで不安でしたが、今シーズンもレート2000を達成できて嬉しいです。
以下常体
構築経緯
全ての伝説を一通り触っておきたくて、とりあえず最初だけザシアン使うか~と、前期使っていた構築に適当にザシアンを入れたら意外と環境に刺さっていたのでその軸から考えることにした。
エルフーンで追い風して、鉢巻ウオノラゴンまたはザシアンを通すことをコンセプトとした。
基本的にこの3体はダイマしないので裏に最強のダイマ枠として珠サンダーを採用。
受けル対策として滅びドリルラプラスを、
ラプラスザシアンサンダーヌオーを崩せるポケモンとしてスカーフヒヒダルマを採用した。
個別紹介
エルフーン@気合いの襷
特性:いたずらごころ
技構成:ムーンフォース /がむしゃら/みがわり/追い風
ひかえめCS余りB
135-*-106-141-95-168
※ダイアタックを使用することが稀にあるのでA個体値V推奨
嫁。
相手を削って死に際に追い風を撒く。追い風をすることでメタモンに有利に動けるので非常に強い。ただ、終盤ムゲンダイナ軸ぐらいしかメタモン入っていなかったので相対的に弱くなってしまった。あと、ザシアンが電光石火してくるのもきつかった。
ザシアンやバドレックスにみがわりを貼られることが多かったのでアンコールや挑発、やどりぎが欲しいとは思ったが、個人的にはこの技構成が完璧すぎて何も切れなかった。裏ザシアンしかいないときなどはダイマを切ることがあったのでダイマ飴をあげた。
ザシアン@朽ちた剣
特性:ふとうのけん
技構成:きょじゅうざん/じゃれつく/ワイルドボルト/剣の舞
いじっぱりAS余りH
168-244-135-*-135-200
きょじゅうざんでサンダー以外を倒せる最強ポケモン。個人的には、ちょっと火力がない鉢巻ウオノラゴンみたいな感覚。追い風下でメタモンをワンパンするためいじっぱりAS。
終盤ヌオーよりザシアン意識のオボンランドロスが多かったため剣の舞を入れた。技を変えるときにインファイトを撃ちたい相手がエースバーンぐらいしかいないと錯覚して消したが、鋼に技うてなくて普通に困った。グロチャレのせいでザシアンの技が固定されてしまい、最終日インファを撃ちたくなったのでもう一体作ったりするなどした。
ワイルドボルトはホウオウ、テッカグヤにイージーできるので入れておいた。
接触技しかないため静電気サンダーがしんどかった。
ウオノラゴン@こだわりハチマキ
特性:がんじょうあご
技構成:エラ神/げきりん/ロックブラスト/ねごと
ようきAS余りB
165-142-121-*-100-139
禁止伝説枠。
ザシアンの苦手な炎、鋼、地面タイプなどをエラがみで粉砕する。なんと雨下エラがみでH252カイオーガ確定1発である。効果いまひとつとは。
前期の課題であったミミッキュは減った上、ザシアンでなんとかできるため無双しやすい。ロクブラはヌケニン意識。
たまにメタモンを投げられるが、どうせえらがみしかうってこないのでダイマを切る。「お前にウオノラゴンにダイマを切る覚悟はねえだろおお」って言いながらダイドラグーン撃つの気持ちいい。まあ、こっち裏ザシアン確定してるから相手えらがみしか押せない上にこっちはこいつぐらいしかダイマ切れるやついないけど。
こいつも接触技なので静電気サンダーに怯える毎日。
ザシアンの補完みたいに見えるが、ザシアンがこいつの補完。
サンダー@命の珠
特性:せいでんき
技構成:ボルトチェンジ/ぼうふう/ねっぷう/げんしのちから
ひかえめCS余りH
166-*-105-194-110-152
今期の禁止伝説枠。ポケットモンスターXY&ZのZはzapdosのZなのではないかと巷では噂されている。
相手のサンダーが重いのでダイロック採用。ついでに相当数のホウオウを倒した。ホウオウに恨みは一切ないのだが。
追い風最終ターンにダイジェットを撃つことでずっと俺のターンができる。
バンギがいたら選出を控えていたのだが、おそらくバンギをザシアン軸に出す気がない人が多いのではと割り切って、積極的に出すようになった。
電気技がボルチェンなのは、せめてものサイクル性能を上げるためである。ウオノラゴンやザシアンなど引いた先で高火力の押し付けができる。対面構築の中に多少のサイクルを入れるのは個人的には強いムーブなのではないかと最近思うようになった。そもそも追い風してるから対面構築というより展開構築に分類されるかもしれないが。
ラプラス@食べ残し
特性:シェルアーマー
技構成:フリーズドライ/つのドリル/滅びの歌/守る
おだやかHD余りB
237-*-101-105-161-80
ムゲンダイナいり受けルに強いポケモンを探した結果入れることになったポケモン。ヌオーが蔓延していなければビルドエースバーンとかでも良かったのだが。
最初はうずしおほろびで使っていたがうずしおとかいう技一生外すし身代わりで抜けられるし弱すぎたのでつのドリルを採用した。ちょすいじゃないのはその名残(メタモンにうずしお効かないのも嫌だったので)。絶対零度だと氷タイプに効かないのでメタモンに無効化されるのが嫌なので漢のつのドリル。メスだったけど。
うずしおかアリアないとエアームド投げられて終わるからこのゲームムズイ。エアームド投げてきた受けルは素直にうまい。
あとはネクロズマとかバトンにも投げてほろびで流せるようにした。最悪ラス1ほろびで勝てるのが偉い。ラプラシアンとは違うのだが、偽装みたいになるからまあいいかって感じ。いや、初手サンダーが馬鹿みたいに出てきたのでやっぱり良くない。
特性:五里霧中
技構成:つららおとし/フレアドライブ/ばかぢから/とんぼがえり
いじっぱりAS余りH
181-211-75-*-75-147
ごりらの神。
サンダーを出された全試合負けていた気がしたのでサンダーに強いポケモンとして採用。というか、サンダーヌオーラッキーその他無理過ぎたのでなんとかならないかとずっと模索して、ようやくたどり着いた答えがこのゴリラ。一時期シャンデラとか入れてお洒落っぽさはあったのだが、かいでんぱを食らって吹っ切れた。脳筋構築の出来上がりである。
ザシアンには有利、ネクロズマに強い気がしてはいる。こいつもダイマ切っても技変えれるぐらいしか強みないからダイマ切らずに終わる試合が多かった気がする。技の威力はともかくダイマしても耐久がないから仕方ないね。
とはいえ対サンダー性能は目を見張るものがあり、つららおとしが非接触ってだけでもう強い。ヒヒダルマが強い一番の理由はつららおとしが非接触だから。
選出
・基本選出
エルフーン、ウオノラゴン(orザシアン)、サンダー
上位伝説は各伝説ごとに書いておく。選出順や立ち回りは相手パーティーのコンセプト次第で異なるが、多くは以下の選出をした。
・対 ザシアン
ラプラスがいるのでウオノラゴンが出せず、こう出すことが多かった。相手のサンダーやザシアンに有利を取れるように立ち回った。構築相性普通。
・対 イベルタル
ウオノラゴン エルフーンザシアン
カバやグロスから来たらエラがみで一体持っていける上、珠イベルタルであればダイマを強要した上でエルフーン引きから追い風きょじゅうざんで間に合う。終盤結構ヌケニンが入っててきつかった。構築相性有利。
・対 ムゲンダイナ
ラプラスザシアンサンダー
・対 日食ネクロズマ
ラプラスのほろびで流したりする。構築相性不利。
・対 カイオーガ
エルフーン、ウオノラゴンサンダー
とりあえずナットレイなんとかしてウオノラゴン、サンダーを通す。カイオーガは雨エラがみで死ぬのでダイマを強要できる。最初スカーフばっかだったけど終盤珠とトリル合わせるのが多くてつらかった。構築相性不利。
・対 黒バドレックス
サンダー、 エルフーン、ウオノラゴン(orザシアン)
初手ダイマダイジェットで撃ちあったりしてた。みがわりとかで追い風切らされるとしんどい。ザシアン使ってると黒バドレックス最強に思えてくるけどあっちはあっちで色々苦労しているんだろうなとは思う。でもこっち2体倒してるんだからサイド2枚取らせろ。構築相性不利。
・対 ゼルネアス
エルフーンザシアンサンダー
レジエレキの壁はエルフーンでなんとかして、でんじはであればサンダーを挟みザシアンを繰り出す。構築相性有利。
・対 ホウオウ
サンダー、 エルフーン、ウオノラゴン(orザシアン)
サンダーを通せばいける。ウオノラゴンから入ることも。ワイルドボルトではワンパンできないので注意。構築相性有利。(ザシアン自体は不利。)
・対 白バドレックス
ウオノラゴン エルフーン、ザシアン
ウオノラゴンでダイマを強要、トリルはみがわりで枯らす。構築相性有利。
まとめると、ゼルネアスイベルタルに強くてネクロズマ黒バドレックスカイオーガきついみたいな感じ。
最終日に使っていたポケモン
HBミミッキュ@ゴツメ
HAアローラガラガラ@太い骨
ラプラスとヒヒダルマの枠をこの2体にしていた。トリルからネクロズマ、ザシアン、バドレックスになんとかできないかと模索してこの2体を入れた。結果はついてこなかったのでこれぐらいにしておく。
結果
サブロム最終270位・レート2002
メイン最高瞬間1970程度、最終爆死
グロチャレ最終20位・レート1776
以下敬体
最後に
序盤はザシアンつえええだったのに終盤ザシアン?誰に出すの?状態だったので、序盤刺さっていたからと安直にやりすぎると終盤痛い目にあうことが分かったシーズンでした。環境変化に最後まで対応できるように頑張りたいです。結局ザシアンとネクロズマぐらいしか使わなかったので、来期はサンダーに強いキュレムとかその辺から組んでいこうと思います。
以上です。お読みいただきありがとうございました。